かやはら茶舗について
学校給食、近所の工場から関西空港まで。
地域の憩いの場に寄り添って。
かやはら茶舗は創業70年を迎え、「普段使い頂ける良質な日本茶」を地域の皆さまへご提供してきました。
業者様だけでなく、一般のお客様にもお気軽にお手に取っていただきやすいよう、配達も自ら行うなど、努力を惜しまない経営を理念としていました。
時には地域の学校給食で子供たちに振舞われ、時には工場の昼食時や休憩時間に心も体も潤す。
地域の誰もが「かやはら茶舗」と聞くと、店主を思い浮かべてしまう、そのような温かさが魅力の老舗お茶屋でした。
そして、今もなお、それは変わりません。
長年のお付き合い。
静岡「牧ノ原台地」の良質な茶葉とともに。
東洋一といわれる広大な牧之原台地の大茶園。
広さは東京ドーム約1,063個分、5,000ヘクタールにもなり、
新茶摘み採りの季節には台地一面が鮮やかな緑色に染まります。
かやはら茶舗は、その静岡県牧之原台地のお茶葉も共に仕入れ、必要に応じてブレンドしております。
牧之原台地の大茶園の歴史は明治初期、江戸で活躍した武士たちによる開拓から始まりました。
その後茶葉の品質向上が図られるとともに、「深蒸し茶」製法の原型が考案されたといわれています。
この芳醇な香りを持つお茶の評判は日本全国に知れ渡り、今日の「静岡牧之原茶」ブランドの発展につながっています。
風土により、様々な表情を見せる
日本茶を味わって頂きたい。
お茶は農産物ですので、毎年毎年新しいお茶が目の前に並びます。
それらは環境により全てが同じ物ではなく、香り、甘味、苦み、渋み、形、色が異なる品質を持っています。
夜間冷涼・昼間は日光が当たる、寒暖差が激しい茶葉にとって優良な環境で育てられた茶葉は、基本に忠実に確かな品質管理を徹底しています。
また、暖かい地域のお茶は気兼ねなく、たくさん飲んで頂けるような普段使いの茶葉としてご提供しております。
その多種多様なお茶最良のポイントを見極める力をつけることが、お客様に本当に納得頂けるおいしいお茶をご提案することに繋がっていくと考えています。
受け継がれる味わいと、おもてなし。
私が、かやはら氏より「かやはら茶舗」伝統のブレンド手法と目利きを伝承することとなりました。
創業時の「より安価に味わってもらいたい」という想いを大切にして、販売店を通さない直接配送とすることで、最も鮮度がいい状態でリーズナブルにお客様にお届けしています。
また、この度オンラインショップで販売開始することで、かやはら茶舗伝統のお茶を、より多くの方に気軽に楽しんで頂けるよう、便利さとお茶の美味しさを感じて頂けるオンラインショップを心がけて参ります。